公認会計士

●TACを選んだ理由
私がTAC高松校を選んだ理由は、集中して勉強できる環境が整っていたからです。公認会計士を志す受験生専用の自習室が備えられており、同じ目標を掲げる同志たちと毎日顔を合わせることができるため、勉強方法等の相談も行いやすく、互いに切磋琢磨しやすい環境にあります。加えて、つい後回しにしてしまいがちな答案練習も、受験生同士で調整しあい、予め定められた日程で行うよう工夫されているため、やらずに残しておいた答案練習用の問題がどんどん溜まっていく…ということもありません。 受験はチーム戦といいますが、まさに受験生同士がスクラムを組んで、前へ前へと進むことのできる環境が、TAC高松校にはあると思います。

●TAC高松校での勉強は?
TAC高松校では、平日は10時間、休日は7時間の勉強時間を確保するために、自習室の空いている時間ギリギリまで毎日粘っていました。会計士専用の自習室は仕切りがなく周囲の目もあるため、学習に身が引き締まり、たとえば携帯を操作してついついサボってしまう、ということがなくなるためオススメです。 また、答案練習の結果が、毎回ランキング形式で貼りだされることから、努力の成果が目に見えやすく、更新の頻度も高いため、モチベーションを保つのに非常に役立ちます。加えて、高い得点をとっている受験生が誰なのかも分かるため、苦手な論点がある場合には、その受験生に勉強法や考え方を即座に教えてもらうこともできます。私は、答案練習の都度、反省と次の目標を立てながら、自習室にいる受験生に素早い解き方等を教えてもらい、参考にしていました。

●合格に結びついた学習方法
私が勉強するうえで最も大切にしていたことは、「一度間違った問題を、二度と間違えない」ということです。そのために、意識したことが3つあります。 1つ目は、「なぜ間違えたのか」を深く追究し、間違えた解答を大切にすることです。たとえば、問題に対するアプローチの仕方を間違えていたのであれば、「誤答」として、問題集に間違った数値とその理由を、解答近くの空いたスペースにメモ書きし、復習する際に見るようにしていました。加えて、誤答だけを集めたノートを作成し、試験直前には必ず見返すようにしました。 2つ目は、「ではどうすればいいのか」を考えることです。計算ミスであれば、次に同様のミスをしないために下書きのやり方を変えてみる。数値の読み間違えであれば、解答に使った数値は丸で囲むようにする、などの工夫をしていました。 3つ目は、復習するサイクルを確立することです。私は、答案練習については、実施の1週間後、2週間後、1か月後、の3回は復習するように心がけ、予め日程表に復習すべき問題を全て記載するようにしていました。こうすることで、自習室に朝やって来て、日程表を開くだけで「今日何を復習すればよいか」が一目で分かるようになり、ルーティーンワークとして復習をこなすことができました。 1つの間違いからいかに多くのことを学び取り、それを復習によっていかに定着させるか、ということを常に考えることが、合格への近道であるように思います。

●受験生へ一言
公認会計士が主に行っている監査という業務は、近い将来、AIにとって代わられる可能性が高いといわれています。では、今更、公認会計士を目指したところで将来の展望は暗いのではないか、と言われると、私はそうではないと考えています。 公認会計士の歩むキャリアは、監査法人のほかに、コンサルティングをはじめとして、CFOやIPO支援など、多岐にわたります。財務に係るスペシャリストとして、企業に対してバリューを発揮できる環境は、いまだ幅広く存在していますし、今後もそれは変わることがないと考えています。その証拠に、先ほどのAIにとって代わられる職種リストにおいても、コンサルティングを主に行う中小企業診断士については、とって代わられる可能性が限りなく低いとされています。仮に、監査業務がなくなったとしても、財務に係る深い知識を有し、コンサルティングを行うことのできる公認会計士の将来は、明るいものであると私は確信しています。 また、公認会計士試験は、諦めず、時間さえかければ必ず合格できる試験です。加えて、会計学や企業法などをしっかり学習することで、新聞やニュースから得られる情報は段違いに増えますし、違った目線で経済の動きや社会の流れを見ることができるようになります。 ですから、受講を迷っている方は、是非、目指してみてください。

皆様と一緒に働ける日が来ることを心待ちにしております。

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